現像の設定
現像時の設定ではJPEGやTIFFに書き出す際の様々な設定をすることができます。
現像時の設定ではJPEGやTIFFに書き出す際の様々な設定をすることができます。
調整が終わったコマに予約マークを付けておくことでそのコマをまとめて現像することができます。撮影枚数の多い時など、調整をまとめて行った後にまとめて現像でき便利です。
撮影枚数・RAWデータのサイズ・ご利用のパソコンなどユーザーの環境に合わせた現像処理方法を選択することができます。
一括現像時、現像処理をジョブとして登録し、別プロセスにすることによって現像処理中でもパラメータの調整など継続して作業を行うことができます。
現像時にアンシャープマスクを適用することができます。縮小現像時の解像感の損失を補ったり、出力する媒体に合わせた最終的なアンシャープマスクをプレビューを見ながら調整することができます。
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アンシャープマスクの設定値をテイストとして登録することができます。 |
SILKYPIX Developer Studioに搭載しているデモザイクアルゴリズム(色構造を生成する処理)は、分解精度を連続的に変化させることができるようになっています。これをデモザイク精鋭度と呼んでいます。
デモザイク精鋭度を上げれば、分解が精緻となり、その分現像時間が長くなります。デモザイク精鋭度を下げれば、分解の精緻さは失われますが、現像時間は短くなります。ですから、良い品質を得る場合には、デモザイク精鋭度をある程度大きな値(80程度)にしておくことをお勧めします。
FUJIFILM FinePix S3Pro/S5Pro の WIDE モードで撮影した場合に、低感度画素(R画素)を解像に生かす比率をコントロールするための機能です。
現像時の調子表現、トーンカーブを施す作業用色空間と、現像後に作成される画像ファイルの色空間を決定します。
「sRGB」、「AdobeRGB」のどちらかが選択可能です。
sRGBsRGB は Windows の標準的な色空間です。Windows ではデフォルトでの色空間を sRGB として扱いますので、通常は sRGB 設定でお使いください。 |
AbobeRGBAdobeRGB は sRGB に比べて広い色再現域があり SILKYPIX で現像された映像をフォトレタッチソフト等で加工する場合や、印刷を目的としている場合に有効です。 |
JPEG/TIFF出力時に下記の内容から任意の命名規則でファイルの名前を付けることができます。また、任意の文字列も設定できます。
現像後のファイル管理やファイル検索・ソートなどにお役立てください。
ICCプロファイルを現像したファイルに埋め込む(情報を付加する)ことができます。
現像後のピクセルサイズを変更することができます。縮小現像時にはアンシャープマスクと組み合わせる事で縮小時の解像感の損失を補うことも可能です。
また、拡大現像時には弊社独自の画像補間技術「リアルズームテクノロジー」を採用していますので大きく引き伸ばした際のジャギー等の発生を押さえ込んでいます。
日付や任意の画像ファイル(JPEG, TIFF)を写真に焼き込んで出力することができます。
作業履歴を把握し指定した状態まで戻ることができます。履歴管理コントロールを使用することにより、作業の状態をひと目でわかるようにし、 また操作の点においてもアンドゥ、リドゥ以外に直接指定した作業履歴に戻ることができます。
現像結果保存設定をテイストとして登録することで、目的に応じた設定を切り替えて使用することができるようになりました。Web原稿や印刷の入稿仕様など登録しておくと便利です。
LZW圧縮形式のTIFFの保存に対応しました。