シャープ

シャープは輪郭やディティールを強調し、被写体のエッジをはっきりとさせます。ぼやけてしまった輪郭やノイズリダクションの影響で甘くなってしまったディティールを復元させることができます。
その他にも多くのデジタルカメラのセンサーには偽色を防ぐためにローパスフィルターという画をぼかすフィルターが搭載されています。また、レンズのピント面でも収差によって解像感が甘くなってしまう事もあります。シャープは様々な原因によって甘くなってしまった輪郭やディティールを復元させる効果があります。

シャープは映像の輪郭を強調する機能です。シャープを適切にかけることで解像感は増していきます。SILKYPIX Developer Studio Pro6では異なるロジックを採用した3種類（その他のバージョンでは2種類）のシャープネスを搭載しています。

上の画像は各シャープネスの特徴をわかりやすく再現するために、強めのシャープをかけています。

ノーマルシャープ

デモザイク（現像処理）やノイズ除去により喪失した解像感を補うのに適したシャープです。

ピュアディテール

ノーマルシャープと比較してシャープを強く適用したときの線や輪郭を細く表現しますので、緻細な構造部分にも積極的なシャープを適用したい場合などに適しています。

アンシャープマスク

「量」、「半径」、「しきい値」の設定により、細やかな調整が可能なシャープです。