夏に向けて花火大会などが各地で行われています。今回はハイライトコントローラを使用し、花火の色彩を鮮やかに現像した例をご紹介させていただきます。
今回は以下の設定により色を重視した現像を行いました。 【色彩または輝度重視】 明るい部分で被写体の色を優先させて表現したい場合には色彩方向へ、明るさを優先させたい場合には輝度方向へスライダーを動かします。 ここでは色彩優先の設定にしました。 【彩度または色相重視】 花や人物撮影などの場合に色彩を優先させた場合に、色づきが発生することがあります。色相重視することでこの色づきを抑制することができます。 今回は花火ですので彩度を重視し鮮やかな色の設定にしました。 【明部補償】 白くなってしまった部分の階調を補う機能です。明るすぎる部分で唐突に白とびを起こし、穴が開いてしまったような部分の階調を復元できます。 【ダイナミックレンジ】 ハイライト部分の階調を圧縮し高いラチチュードを実現することができます。
必要に応じて「彩度」や「ファインカラーコントローラ」で被写体に合わせた調整を行ってください。 |
花火などのように被写体が光源である場合、高輝度部分(明るい部分)の色が抜けて白っぽくなってしまうことが あります。