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ホワイトバランス(WB)調整 Pro6 Pro5 Pro 6 4.0 3.0

ホワイトバランスとは、色かぶりを補正したり、写真全体の色調を調整する機能です。ほとんどのカメラでは、ホワイトバランスの自動補正機能(AWB)が備わっていますがそれは必ずしも万能ではありません。また撮影シーンに応じて色味をその表現に応じて設定する必要が出てきます。撮影地でのベストセッティングはなかなか難しいでしょう。しかし、RAW現像では、様々なシーンに対して、現像時に画面を見ながらホワイトバランスを自由に変更し、シーンにあった表現を行うことができます。

機能紹介 -ホワイトバランス(WB)調整-

ホワイトバランス(WB)調整機能を動画で紹介

ホワイトバランスで写真の色合いを調整する
SILKYPIX 機能紹介 -ホワイトバランスで写真の色合いを調整する-
SILKYPIXでは、2つのスライダーを使ってホワイトバランスの調整が行えます。
WB調整 応用編 夕陽の色を調整してみよう
SILKYPIX 機能紹介 -WB調整 応用編 夕陽の色を調整してみよう-
ホワイトバランスの調整機能を使って、夕日の色調を思い通りにコントロールすることもできます。
※より高画質にご覧頂くには、動画の解像度を「1080p」にして、フルスクリーン表示にしてご覧下さい。
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プリセットによる調整とオートホワイトバランス Pro6 Pro5 Pro 6 4.0 3.0

プリセットによる調整とオートホワイトバランス

あらかじめ光源ごとに調整されたホワイトバランスを選択して調整する方法です。もし、撮影時の状況を憶えていたならば、その時の光源を指定してください。この指定を行った後でも、そこから更に微調整を行うことが可能です。
また、オートホワイトバランスでは、従来型のオートホワイトバランスが苦手とする彩度の高い被写体や、白い部分がない被写体であってもかなり正確にホワイトバランスを検出することができます。このため、色かぶりの少ないホワイトバランスをオートで手軽に得ることができます。

ホワイトバランス(WB)プリセット一覧
オート(SILKYPIX AWB) 昼光(晴れ夕方) 昼光(快晴) 昼光(晴れ)
昼光(曇り) 昼光(晴天日陰) 昼光(快晴日陰)) 昼光(日出前・日没後))
蛍光灯(昼光色:D) 蛍光灯(昼光色:N) 蛍光灯(白色:W) 蛍光灯(温白色:WW
蛍光灯(電球色:L) 3波長型蛍光灯(昼光色:D) 3波長型蛍光灯(昼光色:N) 3波長型蛍光灯(白色1:W)
3波長型蛍光灯(白色2:W) 3波長型蛍光灯(温白色:WW) 3波長型蛍光灯(電球色1:L) 3波長型蛍光灯(電球色2:L)
白熱球 フラッシュ1 フラッシュ2 フラッシュ3

DSP5からは、オートホワイトバランス機能が「Auto(絶対)」「Auto(自然)」の2種類から選べるようになりました。

     

色温度 Pro6 Pro5 Pro 6 4.0 3.0

電球の下で撮影した場合に赤味が強く、日陰で撮影した場合には青味が強すぎる場合があります。これは撮影した時の環境光の色に影響によるものです。
色温度スライダーはこの青~赤への色かぶりを調整する機能です。色温度スライダーを動かして、被写体の色味がうまくバランスする点を探します。被写体が赤または黄色みがかっている場合には、色温度を小さく(低く)、青みがかっている場合には、色温度を大きく(高く)する側にスライダーを動かすことで調節できます。

色温度
色温度はK(ケルビン)という単位で表されます。
数字が小さくなる程暖色系(オレンジ)、数字が大きくなる程寒色系(ブルー)の光源色となります。
ちなみに朝日や夕日は2000K付近、電球は3000K付近、太陽光は5000~6000K付近であると一般的に言われています。写真におけるホワイトバランス調整とはこれらの光源色の影響による写真全体の色調の調整の事です。
     

色偏差 Pro6 Pro5 Pro 6 4.0 3.0

蛍光灯や木漏れ日の下で撮影した場合は緑味が強く、電球色蛍光灯などでは赤味(マゼンタ)が強く感じることがあります。
色偏差スライダーは、この緑~赤(マゼンタ)の色かぶりを取るために使用します。まず最初に色温度を合わせてから使用してください。被写体がグリーンかぶりしている場合には、マゼンタ側に、マゼンタかぶりしている場合には、グリーン側にスライダーを移動します。また逆にこの機能を使ってリバーサルフィルムのような緑かぶりを表現したり夕景を誇張表現するなどにもご使用いただけます。

色偏差
     

グレー指定ツール Pro6 Pro5 Pro 6 4.0 3.0

写真のグレーにしたい部分をクリックするか、あるいはドラッグして範囲を指定すると、その部分をグレーとしてホワイトバランスを自動で設定するツールです。グレーのものがある場合には、このツールを使うと簡単にホワイトバランスの設定が可能です。グレーチャートや白紙などをあらかじめ撮影光源下で撮影しておくと便利です。

グレー指定ツール
     

肌色指定ツール Pro6 Pro5 Pro 6 4.0 3.0

肌をクリックするか、ドラッグして範囲を指定することで、その指定された部分を「綺麗な肌色と期待する色」にするための、ホワイトバランスを自動で設定するツールです。ホワイトバランスだけでなく、クリックした点が「綺麗な肌色と期待する色」に比べて暗すぎる場合には、露出補正値も調整して明るくします。

肌色指定ツール
     

2種類のオートホワイトバランス Pro6 Pro5 6

2種類のオートAWBのテイストを搭載しています。光源色による色かぶりをできるだけで解消する「Auto(絶対)」と光源色の雰囲気を知覚的に再現する「Auto(自然)」からお選びいただくことができます。

作例1:電球色光源下での撮影例

作例1:電球色光源下での撮影例

上の写真は電球光下で撮影されたものを「Auto(絶対)」と「Auto(自然)」でそれぞれ現像したものです。
「Auto(絶対)」が光源の色味を完全に補正するのに対して、「Auto(自然)」は人間が様々な光源下で色順応(目が慣れた)した時の色調を知覚的に残すAWBとなっています。被写体本来の色を重視するのか、またはその場の雰囲気を重視するのかでこの2つから使い分けていただくと良いでしょう。

オートホワイトバランス機能を動画で紹介

SILKYPIX機能紹介-オートホワイトバランス編-
SILKYPIX機能紹介-オートホワイトバランス編-
SILKYPIXオートホワイトバランスは、被写体・シーン毎に様々に対応しています。
     

ミックス光の補正 Pro6 Pro5

ミックス光補正は画面内に2つ以上の異なる光源色がある場合、それらを自動で判別し別々のホワイトバランス処理を行います。


※ミックス光補正とは

ミックス光とは、画面内に2つ以上の異なる光源色がある場合の写真を指します。
例として、

-『日中シンクロなど、太陽下でのストロボ撮影(太陽光とストロボのミックス光)』

-『建物内観撮影(窓からの外光と室内灯のミックス光)』

等が該当します。
「ミックス光補正」は色温度や色偏差の調整を行った場合に、一方の光源色が不自然になるのを緩和する機能です。

作例1:電球色蛍光灯と外光のミックス光下での撮影

作例1:電球色蛍光灯と外光のミックス光下での撮影

上の写真は電球蛍光灯下の撮影ですが、奥(画面上部)から外光が入りそれぞれ色温度の異なる色カブリおこしています。ミックス光補正で調整することで、それぞれの光源に異なる調整を行い、ミックス光による違和感を緩和することが可能です。
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