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トリミング

日常を切り抜いてみよう
写真を撮るときに、被写体を画面の真ん中でとらえて・・カシャッ!
こうして撮った写真を俗に「日の丸写真」と言います。
この「日の丸写真」、主役を真ん中に配置して安定感たっぷりなのですが、
「なんとなく面白みに欠けるなぁ」
「もうちょっとセンスよく撮れてたらなぁ」
と感じたときは、ぜひ一度写真を切り抜いてみてください。

構図を意識して切り抜いてみると、そこにいつもと違った日常が現れるはず。ぜひお試しあれ!!
構図の基本「三分割法」をマスター
構図は本来、自分のイメージを表現するものですから、セオリー通りにする必要はもちろんありません。ただ、この方法を意識して写真を撮ったり、トリミング(切り抜き)をしてみると、一般的に美しいと感じる構図に近くなります。
その方法が「三分割法」。画面(写真)を縦と横に3分割して、線が交差する点にポイントとなる被写体を配置したり、横線に水平線を合わせてみましょう。
ぐっと雰囲気が出て、センスのある写真に変わるはずです。
  三分割法の図

はち(中央)
蜜を吸いにきた蜂を捉えた!なんとなくバランスが悪い・・・
  はち(三分割法採用)
蜂を三分割の交差するポイントに合わせてトリミング。花とうまく融和し、バランスの良い写真に。

バラ(中央)
窓辺のバラを撮影。周りのダンボールや水飲み器で雰囲気が出ていない。
  バラ(三分割法採用)
バラを1/3に配置してトリミング。ぐっと美的な写真に。
三分割法を意識して、写真に文字をのせてみよう
もうすぐ暑中見舞いの季節ですね。
この写真を三分割して配置する方法、暑中見舞いのハガキなど、写真に文字をのせるときにも活用できます。

下の写真は、海辺で遊ぶ女の子を真ん中に、砂浜・海・女の子の融和をイメージして撮影した写真です。このままでも雰囲気のある素敵な写真ですが、今回はこの写真を使って、三分割法を意識しながら暑中見舞いのハガキを作成してみます。
  暑中見舞いのハガキを作成しましょう

(1)まずは、1/3にこだわって写真を切り抜いてみよう。

  1. 写真を選択したら、[変形]-[トリミング]へ移動します。
  2. 次に[比率指定]機能を使って、画像を定型サイズに切り抜きます。[比率指定]ボタンをクリックしたら、サイズのメニューの中から「はがき縦」を指定します。
  3. 領域枠が「はがき縦」サイズに変換されていますので、女の子が1/3の場所に収まるように領域枠をドラッグします。(領域枠の四隅の点にマウスを合わせて動かせば、縦横比をはがきサイズに維持したまま、倍率を変えられます。)
  4. [切り抜き]ボタンをクリックして切り抜きを実行します。
  まずは、1/3にこだわって写真を切り抜いてみましょう

(2)空いた場所に文字をのせてみよう。

  1. 次に[装飾]-[文字]へ移動します。
  2. [文字入力ボックス]に文字を入れ[新規]ボタンをクリックします。
  3. 表示された文字の上をドラッグして、ここでは女の子と反対側の1/3部分に配置してみました。

(3)印刷して完成です!

  1. [印刷]-[通常印刷]へ移動します。
  2. 用紙サイズのメニューの中から「はがき」を選択します。
  3. 印刷配置の[内接]もしくは[外接]ボタンをクリックして印刷配置を決定したら、印刷を実行します。
  文字を載せて印刷して完成!

さて、いかがでしたか?
デジタル写真なら撮影時にこうした構図を意識しなくても 切り抜いて写真に変化をつけることが可能です。
この夏は写真をガンガン撮って、あれこれトリミングを駆使して写真を演出してみてください!
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