SILKYPIX Developer Studio 8 SE Start Up Guide
2. クイックスタート(すぐにRAW現像をしたい方へ)
2-1. 画像を開く
SILKYPIX Developer Studio 8 SEはフォルダ単位で画像を開きます。
1. フォルダツリーアイコンをクリックしてフォルダ一覧を表示させます。
2. RAW現像する画像が保存されているフォルダを選択します。
名称 | 概要 | |
---|---|---|
1 | フォルダツリーアイコン | フォルダツリーアイコンをクリックするとフォルダ一覧が表示されます。 |
2 | フォルダを選択 | RAWデータの保存されているフォルダを選択すると中に入っている画像が開きます。 |
3 | フォルダ履歴 | 過去に開いたフォルダを選択して開くことができます。 |
4 | サブフォルダの指定 | フォルダの中にあるフォルダ (サブフォルダ )に保存されている画像を開くことができます。 |
5 | フォルダの表示を更新 | ソフトウェアが起動中に追加されたフォルダを表示します。 |
2-2. 基本調整
メインコントロール
基本調整はメインコントロールに配置されている調整項目で行います。
SILKYPIX Developer Studio 8 SEでは、画像の調整に2つの方法があります。
1. あらかじめ登録されたパラメータ(テイスト)をメニューから選んで調整する方法
2. タブページに配置されるスライダーを調整する方法
仕上がりイメージに近いテイストを選択して、タブページに配置されるスライダーで微調整を行うと調整作業を効果的に進められます。
テイストによる調整
各パラメータ毎にあらかじめ登録されているテイストをプルダウンメニューから選択します。
パラメータのアイコンとタブページ
パラメータのアイコンをクリックすると1. 「タブページ」が切り替わります。詳細な調整はタブページで行います。
RAW現像基本調整手順
下記、調整項目の順に編集を進めて行くとより効果的です。
1. フォトスタイル
2. 露出補正
3. ホワイトバランス
4. 調子
1. フォトスタイル
色再現性と階調表現を被写体やテーマに合わせ設定できる機能です。最初にフォトスタイルで被写体に合った画像全体のイメージカラーを決めます。
画像を開いた状態ではカメラで設定されたフォトスタイルが選択されています。RAWデータで撮影していれば、フォトスタイルを RAW現像時に選びなおすことができます。フォトスタイルを変更するには、「カラー」の中にある「色表現/フォトスタイル」から選択します。
スタンダード
ヴィヴィッド
2. 露出補正
スライダーを左右に動かし、画像の明るさを -3.0EV~ +3.0EVの間で調整します。
露出補正なし
+0.7EV明るく
3. ホワイトバランス
ホワイトバランステイストを選択し、画像全体の色合いを調整します。
撮影時ホワイトバランス
昼光(晴れ夕方)
4. 調子
調子テイストを選択して画像の明暗のメリハリ (コントラスト )を調整します。
調子:標準
調子:超硬調
調整前後を比較したい場合
調整前後の変化を比較したい場合は1.「押している間、初期状態を表示」アイコンをマウスの左ボタンで押します。 押下中は調整前の状態が表示され、ボタンを離すと調整後の状態に戻ります。
調整後
調整前
2-3. 現像する
現像とは?
調整した RAWデータを JPEGや TIFF形式の汎用画像ファイル形式に変換することを「現像」と呼んでいます。現像すると RAWデータとは別に JPEG/ TIFFが生成されて保存されます。
名称 | 概要 | |
---|---|---|
1 | 1コマ現像 | アイコンをクリックすると1コマ現像ダイアログが表示されます。 |
2 | ファイルの場所 | JPEGや TIFFを保存するフォルダを選択します。 |
3 | ファイル名 | JPEGや TIFFのファイル名を入力します。 |
4 | ファイルの種類 | 保存するファイル形式を JPEGと TIFFから選択します。 |
5 | 現像ボタン | 現像が実行されます。 |
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